羅臼現地調査
2024年1月30日
1月30日、根室管内羅臼町を訪問しました。
この度の訪問は根室海峡におけるロシアトロール船による操業実態把握と、今月25日に発生した雪崩による公営住宅被害の現地確認でありました。
ロシアトロール船の関係は私が水産林務委員長であった平成30年に根室管内からの要請に応じて、当時の副委員長とともに現地調査に出向かせていただいたこともございましたが、その際にはトロール船による操業は確認ができておりませんでした。
昨年中に根室管内関係者の方々より本件に関して継続的な要請があり、それを受けて六年が経過した今改めて水産林務委員会正副委員長による随時調査に併せ、羅臼町や羅臼漁協の方々にご案内をいただき羅臼国後展望塔や羅臼漁協の漁業無線局からの現地確認調査をさせていただきました。
肉眼での確認は困難でしたが漁業無線局で望遠鏡を覗くと国後島方向にトロール船と思われる2隻の航行が確認でき、貴重な海洋資源と固有の領土領海に対する想いがいっそうこみあげました。
また、雪崩被害による公営住宅の損傷部分及びその周辺は工事業者の方々により処理が進められておりましたが、生活環境が近い急傾斜地における治山事業の重要性を改めて強く感じさせられました。
被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げ1日も早い怪我の完治をお祈りいたします。
羅臼町での現地調査を終え札幌に戻り、市内ホテルを会場に行われた北海道商店街振興組合連合会の令和6年新年懇談会に出席し、ご挨拶を申し上げ島口理事長をはじめ関係者の方々と意見交換をさせていただきました。